うつ病が治らない上に多重債務で死にそうになる
僕はうつ病がきっかけで仕事が長続き出来なくなり、生活費や病院の通院費のために消費者金融を複数社利用するようになりました。
この時には借りた借金を返すために借金をするようになっており、正直いって借金が正確にどれだけあるのかすら把握出来てなかったと思います。
そんな状況でうつ病が改善する訳もなく、僕は仕事や通院がない日は食事も取らずに一日中布団の中で寝ているだけの日々を過ごしていました。
うつ病の薬も飲んだり精神科のカウンセリングも受けていましたが、借金に関する事は伏せており、病気さえ治れば金の問題はなんとかなると思っていました。
しかしうつ病が改善しない状態で何をやってもうまくいくはずも無く、状況はただ悪くなる一方でした。
ネットで弁護士さんに借金減額を助けてもらう
うつ病で無気力な状態で、ろくに働けずに借金を繰り返す日々。
次第に消費者金融から借りられる限度額がギリギリになってきて、いよいよこれまでかと思った矢先にスマホで借金減額相談の存在を知りました。
内心「これで断られたら自殺しよう」と思いつつも弁護士さんに借金の相談をしてみる事にしました。
僕のうつ病の事や借金の現状を弁護士さんに正直に打ち明けたところ、思っていた以上に親身になって聞いてくれて驚きました。
僕が最初にメールした時点では借金の合計はハッキリしていませんでしたが、弁護士さんと本格的に話を進める中で計算すると借金は300万円ほどに膨れ上がってました。
そして任意整理をすれば借金が大幅に減額できる可能性があると教えてくれたのです。
正直なところ初めは「もう自己破産でもいいや」とも考えていました。
ですが弁護士さんと話をすると自己破産は裁判所での面接が必要ということを説明されたりと、僕が思っていたより数倍面倒である事が分かりました。
任意整理で借金が大幅減額し家族にも助けて貰えた
しかし任意整理をしても借金の元金は返済計画に基づいて返済する必要がありました。
他にも借金を無くす方法としては自己破産や民事再生といった方法も説明されましたが、現状で一番申請が通りやすいのが任意整理だと説明されました。
何より任意整理の方が一番早く消費者金融から借金の請求止める事ができるとも言われました。
とはいえ僕が今の状態で仕事を続けるのは難しかったので、改めて家族に借金の事やうつ病のことを話して助けてもらう事にしました。
今回は精神科の診断書や弁護士さんに書いてもらった書類を見せる事で、家族の協力を得られる事になりました。
そして僕は両親を交えた弁護士さんとの話し合いを経て、借金の任意整理を依頼しました。
任意整理で借金は100万円ほどに減額され、同時に家財も出来るだけ換金したので実際に返済する金額も数十万円程度まで抑える事ができました。
そのため残っていた債務は家族に払ってもらい、僕はうつ病を治す事に専念するために都内の自宅も引き払い地方の実家へ戻る事になりました。
現在は親元で通院しながら仕事しています
借金の清算も終わり都内の住居や家財を処分した後僕は、地方の実家で生活し近くの精神科病院に通うことで以前より大分うつ病の症状が改善しました。
その後改めて再就職活動をして仕事も前より続くようになりました。
やはり借金の不安が無くなった事で気持ちが軽くなったのが大きいですね。
任意整理をした代償に新規の借り入れやクレジットカードが数年間作れなくなったのは少し不便に感じる時もありますが、
地方の実家暮らしという条件もあり何とかなっている状況です。
借金の相談に親身になってくれた弁護士さんや、残った債務と弁護士費用を負担してくれた家族には心から感謝しています。
新卒で入ったブラック企業のその後
また昔のブラック企業の人から最近聞いたのですが、パワハラ上司とその部署は現在はもう無くなったそうです。
新卒で入った会社を間違えてしまったのがきっかけとはいえ、僕もヤバイ部署ならさっさと辞めてしまえば良かったと思います。