どうもどうもごきげんよう。
この記事は、実際に私が400万円を借金するきっかけとなった、メディア会社によるネットビジネス高額商材の販売手口について書いたものです。
なぜ私がこのような記事を書いたかと言うと、少しでも世の中の悪質な手口によるインターネット高額商材の購入を未然に防げるようにしたいと思ったからです。
現在、このメディア会社については不明であり、おそらくクレームが殺到したために、改名か存在自体を消したのかもしれません。
ネット販売する見えない仕掛人は、マーケティングのスキルはプロ級であり、読者、視聴者にとっては商品が良いように見えるため、ついフラフラと商品購入に至るかもしれません。
ちなみに僕が購入したものは
- ネットビジネスコンサルティング(個別指導)
- プロになれるワークショップ合宿
- 1年で稼げる〇〇塾
他にもいろいろありますが、僕があまりもお金に執着していたため、他に何の商材を買ったのかあまり覚えていません。
今思えば、自分が「お金」と言うものに洗脳されていたため、メディア会社から次々と送られてくる商材を決済してしまったのです。
洗脳される対談動画
ネットで稼げる系の商材販売に繋げるためのエサと言えば、YouTubeなどにアップされている対談動画ですね。
この対談動画は、ネットビジネス関係のライン@やメルマガに登録することで、たまに動画のURLが添付されています
動画の内容としては、インタビューをする者とネットで結果を出すことができた者(出演者)が対談を行い、視聴者の信頼を得ようとする戦略です。
- 自己紹介、プロフィール
- ネットビジネスをやる前は何をしていたか?(職業は?)
- 一体この商材によってどうやって稼ぐことができたのか?
- 稼ぐことによって自分の生活はどのように変わったか?
- このビジネスは誰でも稼ぐことができる
出演者にこのような質問を投げかけていろんな体験談を聞くことによって、視聴者は信じてしまうのです。
例として、大手会社がテレビで宣伝するCMが分かりやすいでしょう。
女優、俳優などのイメージキャラクターが映像として流れることで、我々は、会社のイメージがアップしたりしますよね。
対談動画も同じで、動画に写っている人は見たこともないのに、なぜか映像を見ることによってすごい人だと勘違いしてしまうのです。
この人が言うのだから間違いないかな!!
そう思った時が洗脳の始まりなのです。
対談動画からセミナーへの誘導
対談動画で上手いのは、セミナーへの誘導です。
内容は以下のような感じです。
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この対談動画を見てくれた人だけ特別に、本来だったら開催されないセミナーへのご招待をいたします。金額は50000円相当する内容なのですが、今回は特別価格といたしまして、5000円といたします。
そして今回のセミナーにお越しいただいた方へは、セミナーの内容をまとめた超極秘マニュアルと、セミナー講師による〇〇円分の無料コンサルを受ける権利を与えます。
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このように、動画マーケティングにより視聴者を信頼させて、セミナーに集客をさせることによって、「セミナー」というコンテンツで徴収するのです。
このセミナーが「フロントエンド」と呼ばれるものです。
特典として無料コンサルなどをつけることによって、フロントエンドに対する視聴者の購買意欲を向上させるのです。
セミナーで売るバックエンドこそ高額商材
セミナーに集客したのならば、ここで仕掛人が売りたいのはバックエンドです。
セミナーで売るバックエンドこそが高額商材の正体であり、値段はピンからキリまであって10万円、50万円、100万円以上のものもあります。
ちなみに僕が初めに買ったのは、169万円の高額商材であり、借金をするきっかけとなった決済なのです。
セミナーというよりもワークショップ感覚で、参加者のビジネスに関する議論をさせて、参加して良かったと満足させるのです。
そしてワークショップが終わったのならば、最後のセールスとしてバックエンドの紹介が始まるのです。
手口としては、バックエンドの価値を上げるために、こんな感じです。
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はい、みなさん。これで本日のセミナーは終わりです。
この後にセミナーに参加していただいた方のために、稼ぐために必要なノウハウを公開します。
ただ、かなり価値があるので、これを知りたいという方だけ残ってください。一旦、締めます。
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こんな感じで、バックエンドの話を勧め、
- バックエンドを得ることでどういう未来が待っているか?
- バックエンドを得なかったらこのままの人生である
- バックエンド購入者限定特典について
- 今日しか販売しない(二度とお目にかかることはない)
など、販売欲を高めるために、セールスが始まるのです。
正直、二度と販売しないわけありません。そうしないと、メディア会社側も継続できるわけありませんから。
この希少性を見せるのがプロ級に上手かったら、セールスが成立してしまうのが怖いところです。
なので、本当に自分が本当に必要なモノなのか、しっかり見極めてから、判断しましょう。
ちなみに、借金してまでバックエンド買うことをお勧めしてくる会社は、ろくな会社ではありません。
会社の売上しか考えてなく顧客の需要など無視なので、遠慮なく断りましょう。
もし、買ったしても、その商材に関してサポートなどしてくれる保証などありません。
決済しても、販売者はいつでも消息を絶つことが可能だから、気が付けば一杯食わされることだってあるのです。
まとめ
こんな手口で、見えない仕掛け人はどんどんネットで誘導してきます。
気が付けば視聴者は購入していたというのが最も怖いです。
僕みたいに借金をしなくても、普通の会社員でも十分ネットビジネスを始めることができるので
始めるのならば、面白半分でやる方がいいかもしれません。
特にブログやアフィリエイトなど、特に大金をかけなくても始められるビジネスだってあります。
高額商材への誘導はぜひ、自分で防ぎましょう。