400万の借金持ちが、弁護士を使わず自力で自己破産した流れと方法

自己破産を行う場合、一般的には弁護士に依頼して手続きが進められるのですが、弁護士費用が高額で依頼ができないという人も結構多いようです。

私も自己破産を弁護士に依頼するお金など持っておらず、このまま返済を続ける事もできないという最悪の状況でした。
そこで私は、「自力で何とかできないものだろうか」と考え、必死で自己破産手続きの方法を模索し、自力で手続きを進めました。
ここでは、その時の体験談について記載しています。

【体験者のプロフィール】

  • 性別:女性
  • 職業:事務(アルバイト)
  • 年齢:42歳
  • 借金:400万
  • 対応方法:自己破産

借金を作る原因となったのは旦那の暴力だった

私の旦那は定職につかず、たまに入る日雇いの仕事でお金を稼いでいました。
元々は正社員として働いていたのですが、会社の経営悪化によってリストラされたそうです。

そのストレスのせいか、少ない収入で酒やタバコ、ギャンブル、キャバクラなどに手をだし、手持ちが無くなれば私にせびってきていました。
断れば暴力、私だけではなく息子や娘にも手を上げる始末だったので、泣く泣くお金は渡していました。
ただ、私の収入では旦那の要求に応える事ができず、不本意ではありましたが借金を作って子供たちを守っていました。

その後、旦那とは離婚したものの借金は残ったまま

旦那の暴力や金遣いに耐えられず、私は代理人弁護士を通じて離婚を成立させました。
その後は仕事も辞め、旦那に知られる事のないよう住み慣れた街から離れた土地へと子供を連れて引っ越しました。
旦那の暴力からは逃げられたのですが、問題は旦那の為に作った借金です。
その額は400万円にまで達しており、毎月返済に追われる事になってしまいました。
引っ越した後、アルバイトとして事務の仕事に就く事ができましたが、その収入では中学生の娘と小学生の息子を養いながら、借金も返済していくなんて絶対に不可能でした。

自己破産する以外に方法がない

各金融機関から催促通知や電話がくるようになりましたが、子供たちの養育費を優先して支払っていた私には到底支払える訳もなく、子供たちが寝ている夜中に清掃のアルバイト、事務のバイトが休みの土日はスーパーのアルバイトと3つの仕事を掛け持つようになっていました。

しかし、2人の子供を養いながら3つの仕事を掛け持つというハードワークに私の身体が追い付けなくなり、夜中のアルバイトは辞めてしまう結果に。

そのせいで再び借金の返済が追い付かなくなる状況に陥り、何とかできないものかと必死で方法を模索していた時に見つけたのが「自己破産」という手続きでした。
自己破産というワードは知っていましたが、借金の返済義務を免除できる事は知らず、藁にもすがる気持ちで、自己破産に強い弁護士事務所をしらみつぶしに探しました。

想像以上に弁護士費用が高すぎた

自己破産の実績を数多く持った弁護士事務所は沢山存在していましたが、いずれも費用が高すぎました。
着手金と基本報酬を合わせて大体20~40万円ほど。

勿論、そのお金の分割支払いに対応している事務所もありましたが、結局は借金。
400万円の借金が無くなると考えれば20~40万円など安いものかもしれませんが、その当時はとにかく借金の返済で生活が苦しい毎日で、借金を重ねるなんて選択肢は考えられませんでした。
子供を守る為とは言え、私の意思で作った借金は、やはり体を犠牲にしてでも自力で返していくしかないのだろうかと、その時は落胆しました。

自力で自己破産する事を決意したきっかけ

自己破産の費用を抑える方法について調べても、その多くは司法支援センターや親族、友人といった第三者に頼るというものばかり。
弁護士費用を支払う為に借金は作りたくないし、この高額の借金を親や友人には絶対に知られたくありませんでした。

そんな中、目についたのは自己破産を自力でおこなった人の体験談でした。
まさか弁護士を頼らずに自己破産ができるのかと希望が見えた瞬間でした。
それから、自力で自己破産ができるか否かをインターネットで必死に調べた結果、やはり自力でも自己破産は可能という情報が多かったのを覚えています。

ただ、自己破産を行うためには、書類の作成や、裁判所へ何度も足を運ぶといった手間がかかり、時間がある人でなければ難しいとの事でした。
私は時間の融通が利くフリーター。
その気になれば時間などいくらでも作れると思い、弁護士を頼らずに自力で自己破産手続きする事を決意しました。

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