先生!質問です!!
個人向けカードローンって、銀行系とノンバンク系の2つあるけど、違いってあるんですか??
金融機関が異なるだけで、内容自体は変わらないのでは??
と思われがちですが、実は銀行系とノンバンク系のカードローンには異なる点がいくつかあるんですよ!!
なるほど!!
じゃあ、一体何が違うんですか??
気になるところですよね!?
そこで今回は、ノンバンク系と銀行系のカードローンが持つそれぞれの特徴を解説し、その違いについて解説していきたいと思います!!
ノンバンク系カードローンとは?
そもそも何ですけど…
ノンバンクって何ですか??
ノンバンクとは、その名の通り銀行では無い金融機関の事です。
更に詳しく説明すると、預金などの受け入れ機能を持たない資金貸付を専門とした金融機関です。
代表的なものだと、アコム、レイク、プロミスなどの消費者金融が提供しているカードローンが、ノンバンク系カードローンになります!!
銀行系カードローンとは?
じゃあ、銀行系カードローンは、銀行が提供しているカードローンって事ですよね??
その通りです!!
例えば、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行などが提供しているカードローンが、銀行系カードローンですね。
ノンバンク系と銀行系カードローンの違いとは?
ノンバンク系と銀行系の基本的なことがわかったところで、それぞれの違いを説明していきますよ!
人によってノンバンク系と銀行系のどちらが向いているかが分かれるので、カードローンを契約する前に、まずはこの2つのカードローンの違いを把握しておくことが大切です。
では、ノンバンク系と銀行系のカードローンにはどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
適用される法律が異なる
ノンバンクと銀行では、それぞれが提供するカードローンに異なった法律が適用されているという違いがあります。
ふむふむ…
ノンバンクの場合は「貸金業法」、銀行の場合は「銀行法」、が適用されます。この違いによって利用者が受ける影響は、「総量規制」と呼ばれる制約です。
んー…
何だか難しいですね…
簡単に説明すると、「総量規制」は、「借入できる金額の総額は年収3分の1以下」というものです。
つまり、ノンバンク系カードローンは、専業主婦など本人に収入のない方は利用する事ができません。
なるほど!!
一方、銀行系カードローンは、専業主婦の場合でも「配偶者に安定した収入がる」という条件をクリアした場合に限り、利用する事が可能になる場合があります。
審査のスピードはノンバンク系の方が早い
ノンバンク系の最大の特徴は、審査のスピードです。
すぐにお金が必要な時は、ノンバンク系が適してるって事ですよね!?
そうですね。
大手消費者金融が提供するカードローンであれば、審査スピードは最短30分、即日での融資が可能なものがほとんどですね!!
30分って、すごいですね…
じゃあ銀行系は結構時間かかかるんですか??
銀行によっては申込から審査結果の回答まで2週間程を要するケースもあります。
もちろん銀行系カードローンでも、スピーディな審査を可能としているものもありますが、総合的に比較するとノンバンク系カードローンの審査スピードに劣ります。
金利は銀行系の方が低い
金利は、銀行系カードローンの方が低く設定されています。
比較すると、ノンバンク系は18%、銀行系は15%となっています。
そうなんですね。
でも、なぜ金利に違いがあるんですか??
これは、ノンバンクが提携先の銀行からお金を借りて、契約者に融資を行っている為です。
例えば、大手消費者金融のSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)であれば三井住友銀行、アコムであれば三菱東京UFJ銀行と提携してお金を借りています。
当然、銀行からお金を借りれば手数料が発生しますので、ノンバンク系はその手数料を金利に上乗せして契約者にカードローンを提供しているというのが実態です。
ってことは、借りる額が多かったり、完済までに時間がかかる場合は、銀行系カードローンの方が適してるってことか〜!!
まとめ:ノンバンク系と銀行系どっちが良いの?
今までの説明で、ノンバンク系と銀行系の違いは理解できましたか??
では質問しますよ!!
ノンバンク系カードローンの特徴は??
ノンバンク系は、審査スピードは速い。
でも、限度額や金利の設定が銀行系に劣っている。
その通りです!!
では、銀行系カードローンの特徴は??
銀行系は、金利が低く、限度額は高く設定されている。
さらに、本人に収入が無い方や、高額な融資を希望という方も条件次第では融資してもらう事が可能。
でも、ノンバンク系より審査に時間がかかる。
完璧ですね!!
銀行系とノンバンク系のカードローンには異なった点がいくつも存在しています。
もしカードローンが必要となった場合は、どちらが自分の目的にあったカードローンなのかを考えた上で、契約を決断するようにして下さい。