夫が亡くなり600万円の借金が残るも民事再生で家を残して借金を150万円まで減らせた話

【体験者のプロフィール】

  • 性別:女性
  • 職業:専業主婦
  • 年齢:60代
  • 借金 : 600万円
  • 対応方法:民事再生

みなさま初めまして。
私は数年前に夫が急逝して借金が残ってしまい、危うく手に入れたマイホームの処分をするかの瀬戸際に立たされました。
しかし弁護士さんの力を借りることで民事再生を行い、マイホームを残したまま債務の整理をする事が出来ました。
今では夫の残した家で、娘夫婦と孫に囲まれて暮らせています。

定年後に夫が倒れる

私がマイホームを持った状態で借金を背負ったきっかけは夫の病気でした。
夫はマイホームをローンで購入し長年家族で住んでいましたが、息子と娘が結婚や独り立ちしてしばらくは夫婦二人で暮らしていました。
その数年後に夫の会社で早期退職の募集があり、退職金が多めに加算されることもあって夫は会社を早期退職することになりました。
当時はまだ家のローンと子供二人の進学時に借り入れたローンが残っていましたが、退職金と年金で計画的に返せる計算でした。
しかし夫が退職して数ヶ月後に突然倒れてしまい、入院を余儀なくされたのです。

夫が亡くなり残ったのは治療費と借金だった

夫の入院した原因はくも膜下出血で、手術で命は助かりましたが長期の入院やリハビリが必要な状態でした。
結局数回の手術と3年の入院生活を経て、夫は亡くなってしまいました。
入院中にまとまったお金が必要な時に数回ですがクレジットカードで借り入れもしました。
夫が亡くなった後に残されたのは、治療費に借り入れたお金と家のローン、そして学資ローンの残りでした。

借金の合計は600万円ほどだったと思います。
夫の早期退職である程度のお金はあったものの、入院時の費用で予期しない出費が多々あり今後の返済計画や私の生活費を考えると心もと無い額しか残ってませんでした。

せめて家だけでも残せないか弁護士先生に相談をする

私は夫の葬儀が終わった後、集まった娘と息子に借金のことを打ち明け相談しました。
子供たちには「無理せずに家を手放した方がいいんじゃないか」と言われましたが、私は家族の思い出がある今の家から離れたくありませんでした。
相談の中で「弁護士事務所の力を借りて借金を減らせないか」という話が挙がり、それでダメだったら家は処分するということでその場は治りました。

そして息子がインターネットで借金相談をしてくれる弁護士さんを探してくれて、まずは私が電話で借金の相談をしてみることにしました。
弁護士さんとは数回電話でお話をして、直接事務所で今後の債務整理の手続きについて相談する運びとなりました。
私は一貫して「家は手放したくない」と主張し、弁護士さんもそれが最優先と認識して債務整理や返済の計画を練って下さいました。

民事再生で家を残したまま借金を150万円に出来た

数回の直接面談の時も弁護士さんは親身になって対応して下さり、債務整理の方法や種類についても詳しく話して頂けました。
特に私の「今住んでいる家を手放したくない」と言うわがままを聞いて下さり、民事再生と言う手段を提示してくれました。
民事再生という方法ならば家のローンはそのまま残りますが、他の借金を大きく減らせる可能性があると教えてもらいました。

他の手段である任意整理や自己破産をした場合は、どうしても借金を減らす過程で家を処分する事になってしまいます。
弁護士さんと話し合った結果、家のローンが残っても夫が残した退職金や貯金・将来受け取れる年金で返済可能な計画と生活の目処が建てられました。
私も「家が残せるなら」と思い民事再生の手段で債務の整理をお願いする事に決めました。

手続きが終わって、最終的に借金は600万円から150万円にまで減らす事が出来ました。
難しい手続きもほとんど弁護士さんがやってくれたので、あまりストレスも感じずに整理が進んでとても助かりましたね。

民事再生のおかげで家族の思い出と一緒に暮らせています

そんな訳で私は民事再生の手続きを済ませて、無事夫の残した思い出の家で暮らし続ける事が出来ています。
本来は数年かけて減らした債務を返済する計画でしたが、昨年から娘夫婦が一緒に暮らしてくれることになり家賃がわりとして毎月の返済を手伝ってくれています。
おかげで予定より早く返済が終わりそうです。
私も夫の残した家で家族と暮らせている事に感謝しています。

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