【実録】パチンコ・競艇で715万の多重債務。抜けにくいギャンブルの闇

【体験者のプロフィール】

  • 性別:男
  • 職業:無職(元会社役員)
  • 年齢:36歳
  • 居住地:兵庫県
  • 借金:715万
  • 対応方法:個人再生・自己破産(相談中)

私が借金を始めたのは、小さな金額からでした。
確か22歳の頃。当時、ガソリンスタンドで作成したクレジットカードの限度額は20万円でした。パチンコの借金を肩代わりしてもらった

パチンコが好きだった私は、軍資金が尽きた時に、クレジットカードのキャッシング枠があることに気づき「給料が入れば返済に回せばいい。」そんな軽い気持ちで3万円のキャッシングを受けました。

勝ち負けは覚えていませんが、初めてキャッシングを受けた時から次の請求がくるまでに、小出しに15万円程キャッシングしたと思います。
当時の収入は手取りで18万円程でしたから、当然支払えるはずもありません。
クレジットカードのリボ払いというサービスも知らない私は、15万円以上の請求に途方にくれました。
どうしようも無かった為、父親に泣きつき支払いを助けてもらい、事なきを得ました。

一度借り癖が付くと借金ループから抜けることができない

普通の意志が固い方であれば、この時点でギャンブルをやめているでしょう。いや、本来この時点でやめなければいけないと思います。

私はまた全く同じことを繰り返してしまいました。
ギャンブル依存症なのでしょう。どうしても時間があればパチンコ屋に足を運んでしまいます。借りても勝てば返済に回せると考え、初めてキャッシングした時よりも気軽に借金するようになっていました。
クレジットカードの利用可能額を使い切り、又、同じように支払える額では無い請求書が送付されてきました。

親に頼れず無人契約機で借り入れ

一度親に泣きついた手前、また親に助けてもらうこともできません。良くも悪くもパチンコ屋の近くには、消費者金融の無人契約機が点在しています。
パチンコ屋の駐車場から見える無人契約機を見つめ、消費者金融の門をくぐりました。
ここからが本当の地獄の始まりだと思います。

初めての無人契約機の中は今でも覚えていますが、本当に心臓がバクバクしました。借金への罪悪感、返済への不安、親に対する背徳感。いろんな感情が湧き上がっていました。
消費者金融の契約は10万円だったと思います。
詳しくは覚えていませんが、その10万円でギャンブルをして運よく勝ったお金で、クレジットカードの支払いは済ませる事ができました。

限度額を60万円に増額

しばらくすると消費者金融の限度額10万円もすぐに使い切りました。
カードローンの怖いところは、ここからです。カードを作ってしばらくすると、消費者金融から電話がありました。限度額の増額が可能だという話でした。

ギャンブル依存症の私からすれば、まさに朗報。すぐさま限度額60万円まで引き上げました。
パチンコをされない方には理解できないと思いますが、ギャンブル依存症であれば「60万円もあれば絶対に勝てる」なんて思いこんでしまいます。
もちろん勝てる訳なんてありません。

給料も全額ギャンブルにつぎ込むような生活だった為、返済に回せるお金も無く、借金をして返済をしていました。
そんな自転車操業のような生活を送っていると、あっという間に借金は膨らみ、限度額到達後は返済ができなくなりました。

多重債務へ。2社目の契約

1社目の契約がパンクした時、2社目が契約できるか試してみました。返済するお金がありませんから、新たに借りる以外ありません。多重債務者になる方は、間違いなく同じように考えていると思います。

2社目では何と100万円の限度額を頂けました。
総量規制は当時完全に施行されていなかったと思います。多額の軍資金を手に入れて安心したのも束の間、生活が変わらなければ同じ事を繰り返すだけです。
そう時間がかからない間に、100万円の限度額も使い切ってしまいました。

ここで初めて返済の重さを感じるようなりました。今までは返済する額を借金していましたから、返済には苦労していません。
この時から私は月末に返済をし、また僅かな利用可能額を利用するという行為を繰り返していました。

再び親に借金の肩代わりをさせ家を購入

そんな私も今から遡ること6年ほど前に結婚をし、すぐに新築一軒家を購入する運びとなりました。
ただ2社とはいえ、160万円の借金がある多重債務者です。住宅ローンが組めるはずも無い為、2度目の親に泣きつきました。
親に全額借金を肩代わりしてもらい、なんとか住宅ローンも組むことができ、妻にも借金の事はばれずに済みました。

この時、本当に誓いました。もうギャンブルは辞めて、普通の生活をする。
普通の生活を取り戻すチャンスだと本気で思いました。
親に毎月5万円を返済し、夫婦共働きで平凡な生活を送っていました。

再度、多重債務者に

先程も述べた通り、ギャンブル依存・多重債務は簡単には治りません。ギャンブル依存症にとって平凡な生活は、何の刺激もない退屈なものでした。
しかし、休日にパチンコには行けずにギャンブルをしたくてもできない日々を送っていました。

そんな時、自宅にいながらギャンブルできる方法に気づいてしまいます。公営ギャンブル(競馬・競艇など)は自宅にいながらスマホ一つで賭け事ができます。

すぐにのめり込んでしまいました。自宅でなくても、外出先・会社ですら賭け事することができます。あっという間に元の多重債務者に戻ってしまいました。
以前よりも年収も上がっていたので、過去よりも借金額は高額になりました。

おまとめローンに要注意

過去から契約していたカード会社の利用可能額がなくなると、おまとめローンを利用しました。
2社の借金額を3社目から借りることができます。
すぐにおまとめし、もう借金はせずに返済を頑張っていこうと2度目の誓いを立てました。

しかし、借金を返済するって本当に大変な事です。借りるのは簡単ですが、安易な気持ちで借りると返済は非常に難しい。そしてお金にだらしない私は、すぐ楽に返済しようと考えてしまいます。

幸いおまとめした2社の限度額は全額使用することができます。
又、パチンコとは違い公営ギャンブルであれば、賭け金を大きくすれば一括で返済することができるような配当を得る事もできます。借金地獄に陥っている人間の考える事なんて、所詮こんなものです。
何度も高額な賭けをし、当たり前に負け続け、あっという間に元の借金の2倍に膨れ上がりました。

おまとめローンと聞くと非常に返済に有利なように感じますが、私のような多重債務に陥る人間には最悪の最終手段です。

離婚と退職

私は年収1,100万円。
月の給料は80万円でした。
それでもカードローン・クレジットカードのリボ払いを含め700万超えの借金の返済は非常に苦しく、又、会社でもそれなりのポストにいたので、部下には奢らなければならないし、交際費もかなりの額でした。

結局妻にも借金がばれて離婚。
自暴自棄になり、会社も退職しました。

弁護士に相談

収入がなければ返済もできませんので、現在は弁護士の方に個人再生・自己破産について相談中です。
私の場合は借金原因がギャンブルのため、自己破産で免責をいただける可能性は低いだろうとのことでした。自己破産は諦めて、個人再生にて更生することになると思います。

最後に

少しの金額から借金地獄に落ちて、職も家族も失った後に分かった事ですが、現在借金に苦しんでいる方は一刻も早く専門家に相談するべきです。
会社・家族に内緒にすることもできるそうですし、官報なんて誰も目を通さないので、ばれる事もありません。

今回、ここまで落ちて初めて弁護士に相談しましたが、借金の免責・借金の減額は現実的に困難なくできる事を知りました。
本当にもっと早く相談していれば良かった。

債務整理・個人再生・自己破産を専門家に相談する事を何よりも薦めるのは、そこから数年間借金ができなくなることだと私は思います。
私の場合は返済に専念しようと思っても借金ができる状況にありました。
強制的に借金ができないブラックリストの状態であれば、数年間の間にギャンブル依存・浪費家が落ち着くことだと思います。
この文章を見られた方が、一日も早く借金生活を終える事を願っております。

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