ゴミ屋敷化した家に住む26歳看護師が借金100万円を任意整理した話

【体験者のプロフィール】

  • 性別 : 女性
  • 職業 : 看護師
  • 年齢 : 26歳
  • 借金 : 100万円 
  • 対応方法 : 債務整理

26歳のとき、仕事とプライベートを充実させるために総額100万円もの借金をしてしまいました。

その結果、債務整理を行うことになり、実家へ帰ることになりました。その際は司法書士さんに大変お世話になりました。
どうにもならなくなったときは専門家に助けてもらうべきだと思いました。またそうすることが解決への近道であるとも、改めて実感しました。

就職を期に増える支出が始まり

地方都市在住の26歳で、職業は看護師です。
今は実家暮らしで、コツコツと働いていますが、それまでは首都圏の病院で勤務していて、一人暮らしをしていました。就職するまでは実家暮らしだったため、一人暮らし&都会生活に憧れがありました。
社会人になったら理想の女性になりたいとよく考えたものです。もともとファッションなどに興味があり、バイトの給料で欲しいものを購入するのが楽しみでした。

ボーナスで欲しいものを買った

看護師として就職してから、仕事にも生活にも慣れ始めた頃が、ボーナスの時期でした。
学生時代の金銭感覚からすれば、毎月の給料でも大金だと感じていた私には、ボーナスの支給額は驚きと興奮したことを覚えています。ただこの興奮がきっかけとなり、欲しいものを頻繁に購入するようになっていました。
それまでの貯金や毎月の給料、ボーナスを考えれば多少の贅沢はできる経済状態でした。だからこそ高額な買い物でもあまり悩まずに購入していました。

看護師の仕事は、夜勤など不規則な勤務が多くハードです。
仕事を頑張ったご褒美と、これからも頑張るためのモチベーション維持という理由で買い物をすることが習慣づいていました。

さらに地方出身の私にとって、メイクやファッションなどできれいに見られることの満足感がたまりませんでした。

カードローンを利用して借金が100万円に

学生の頃から計画を立ててお金を使ったり、貯金することが苦手でした。社会人になってからもそれは変わりませんでした。入ったお金は給料日前にはなくなるような生活が続いていました。
生活費が足らないというよりは、高額な買い物をクレジットカードで支払うため、毎月支払いでお金が残らないという感じです。

そのため、クレジットカードで引き落とされる金額の方が、口座の残高よりも多くなることがありました。そのため引き落とされないということが起こってしまい、慌ててカードローンを利用することになりました。

最初は不足分だけの借り入れでした。しかしクレジットカードの支払い不足分と借り入れの返済額を、その都度カードローンを利用して工面する日々が続いたため、100万円というどうにもならない金額まで借金が膨らんでしまいました。

複数のカードローンを利用

先ほども少し触れましたが、カードローンを利用するようになってからも、日頃の労働のご褒美のためなどと都合のいい理由を付けて散財する日々でした。そのためもはや1つのカードローンを利用するだけでは返済や支払いが回らなくなっていたのです。
結果的に、複数のカードローンを利用せざる得ない状況になっていました。

このような状況になるまでの約2年間、複数のカードローンを利用し、返済日に間に合うように、クレジットカードの引き落としがされるようにと、借入と返済を繰り返していました。

ストレスで部屋がゴミ屋敷化

借入額が膨らむと、返済ができるかということへの不安感が四六時中付きまといます。
このため、買い物をすることを控えるようにしました。

すると買い物で解消していたストレスが、解消されることなく溜まってしまう結果となりました。そして体調不良ということで身体への影響が出てきたのです。体調不良の他に、精神的にも影響が出始め、それは住んでいた部屋が汚部屋になり、さらにはゴミ屋敷化するという結果になりました。

ゴミの日にゴミを出せない

マンションのゴミ出しの曜日や時間は決まっています。朝ゴミ回収車がくるまでの、限られた時間帯にゴミ出しをする必要がありました。しかし看護師という職業柄、夜勤明けといったことも多くあって出しそびれる日が続きました。

「今度出そう」と思いつつ、次も出しそびれる。借金のストレスで感情が少しずつ削られている気がしました。ちょっと頑張れば出せるかもしれない。でも感情や気力が借金に対する不安やストレスによって削られることによって、全くできなくなっていました。そういったことが続いて、ゴミを出すという気力すらなくなっていたのです。

弁当を食べた後のゴミが増えていく

ゴミの日にゴミ袋を出せずに部屋にたまり、そのうちゴミ出し用の大きなゴミ袋に入れることすらしなくなりました。
仕事の帰りに弁当をコンビニで買い、家で食べたあとはその袋に入れて横に置いておく。毎日続くと10日経てば夜だけで10袋になるわけです。休みの日は昼まで寝ていて、起きたら買ってきたコンビニ飯を食べて夜またコンビニ飯。ゴミを捨てずにテーブルやベッドの脇に積み上げるので増えていく一方でした。

仕事は清潔な服装・メイクで行く

完全に部屋は汚部屋(おへや)状態に。コンビニ飯の食べ残しや、残りのソース、チキンの残りなどの生ごみも一緒に積みあがっている状態でした。たまに踏むと黒い謎の液体が出てきたり、小さな羽虫やコバエを見かけることもありました。
それどころか昔は見かけるだけで悲鳴を上げていたゴキブリも、カサカサと袋の中を動き回り、その頃は見かけても「ああゴキブリか」くらいにしか思わなくなっていました。

しかし通勤などの外出時には、きれいにメイクし、ファッションにも気を使っていました。洋服は近くのコインランドリーでしており、出掛ける前にファブリーズをしていました。部屋は汚部屋でも、出掛ける時は綺麗な私を演出していました。

借金と生活をリセットすることに

そんな日々で結局体調も精神も崩してしまい、2週間の休養をしたことで気付いたことがひとつありました。
借金をリセットするだけでなく、生活環境もリセットしなければいけないということです。

  • 収入があるにもかかわらず借金をしている
  • 部屋をごみ屋敷にしている

これらを考えると、やり直しが必要だと思いました。しかし、この時の私には自己解決力がありませんでした。

司法書士に相談して任意整理した

こういったことから司法書士さんに相談しました。これが正解でした。
こちらの状況をしっかりと聞いて、任意整理という方法で処理を進めてくれたのです。これからの生活などを考えるとベターな選択ではないかということでした。
借金をしてしまった私が、司法書士さんに相談した経験から一番に感じたことは、もっと早く相談していれば良かったということです。借金を理由に体調を崩さずに済んだかもしれません。ご褒美やモチベーション維持のために行ったことで、体を壊してしまうという結果は情けなく悲しい気持ちでいっぱいでした。

実家へ引っ越し

司法書士さんには、生活環境のこともアドバイスをもらいました。それは任意整理をしているので、収入が途切れないこと、返済が滞らないように家賃などは考慮すべきということです。このアドバイスのおかげで、家賃の必要のない実家へ戻り、地元の病院へ転職することを決心しました。

ゴミ屋敷の処理

引っ越しするにあたって、解決しなくてはいけない問題が他にもありました。ごみ屋敷化している汚部屋の片づけです。これは業者さんに依頼しました。初めはこんな汚い部屋を見られるのは恥ずかしいと思っていましたが、業者さんに相談したところ、仕事柄ごみ屋敷の処理はよくあるので気にしなくても良いとのことでした。

部屋のゴミの排出と、使えなくなったものや不用になった家具の処分を依頼しました。その業者さんは引越しもやっているとのことだったので、残った多少の家具を実家に運ぶ作業もお願いすることにしました。

当日は親切な女性スタッフが作業してくれたのがとても嬉しかったです。ほんとに、何から何までお世話になったという感じです。
人生が好転したことは間違いありません。感謝しています。

まとめ

借金を抱えると精神的に不安定になりやすく、体調を崩したり、日常生活をきっちり送ることさえ難しくなってしまいます。

自分の経験からも、借金に関する問題を抱えた場合には、なるべく早く専門家である司法書士さんに相談することをおすすめします。すでに自分では対処が難しくなっている人も多いと思います。
相談=債務処理ではなく、返済方法などのアドバイスを受けられることで、完済に向けての方向性が見えてくるので、精神的に安心できることは大きな効果があります。
このような経験をした私から言えることは、借金しないことが一番いいのですが、どうしても借金を抱えてしまった場合は問題を深刻化させないということが、すごく大切だと感じました。

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