400万の借金持ちが、弁護士を使わず自力で自己破産した流れと方法

私は、旦那の暴力から子供たちを守る為に借金をしてまでお金を渡していました。

その後、旦那とは離婚しましたが400万円の借金は残ったままという現状。
アルバイトをしながら借金の返済と子供の養育費を払うのは不可能で自己破産を決意しましたが、弁護士費用が高すぎて払えず、それでも何とか借金から免れたいと模索した私が出した決断は自力で自己破産を行うというものでした。
今回は、そんな私が自力で自己破産を行った体験談について記載しています。

自己破産を決意し、裁判所へ

自力で自己破産を行う場合、まずは自分の住んでいる地域の地方裁判所へ書類を貰う必要があるとの事でしたので、「自己破産を自力でやるぞ!」と決意した後、アルバイトのシフトを調整して午後休を作り、裁判所へと足を運びました。

裁判所の破産係で、自己破産の手続きをしたい旨を伝えると、担当者の方から個人再生や特定調停などの選択肢がありますけど、自己破産で本当に大丈夫かという確認がありました。
正直、自己破産以外の手続きがよく分かりませんでしたが、いずれも借金が免除されるものではないとの事でしたので、私は「自己破産で問題ありません」と応えました。
その後、担当者から破産手続開始及び免責許可申立書(破産申立書)を頂き、それに添付する書類などの説明を受けて、裁判所を後にしました。

自己破産に必要な書類の収集と作成を開始

自己破産申立に必要な書類はとにかく多かったです。
住民票や所得証明書、通帳のコピー、その他にも、賃貸借契約書や無資産証明書、保険証券のコピー、家計簿など、初めて聞くような名前の書類も多かったですし、どうすれば手に入るのかを調べるので大変でした。

また、私にお金を貸してくれている会社の名前や借りている金額を一覧としてまとめたり、現在の生活状況や職歴、借金の経緯をまとめて陳述書を作ったりなど、本当に大変でした。
作り方が分からなかったので、時間を見つけては裁判所の破産係へと足を運んで、担当者の方に詳しく教えて頂きながら、書類の収集と作成を進めました。

裁判所へ書類を提出し、何とか受理された

裁判所の方から、書類の不備や誤字脱字で何度か修正を求められましたが、その後なんとか書類が受理されました。
その後、裁判所から私の自己破産申立を受理したという連絡が各消費者金融に送られ、返済の催促が止まります。

最初は「本当に止まるのか?」と疑っていましたが、ほぼ毎日来ていた金融機関の電話は確かに止まりました。
その後、裁判所と話し合いをした後に出頭日を決定。
私の場合は申立から大体1か月後くらいが出頭日に指定されました。

審尋日、いざ裁判所へ

相談を受けるスーツの男性

審尋では、裁判所で申立書の内容確認や資産の有無、借金の総額、なぜ借金を作ってしまったのかなどを裁判官の方に問われます。

ドラマに出てくるような広い部屋で裁判官から問いただされるのかと思っていましたが全くそんな事はなく、少し広いくらいの会議室みたいな場所で面接のような形式で審尋が実施されました。
答えに詰まるような質問は一切なく、突っ込んだ質問をされる事もありませんでした。
所要時間は大体20分くらいだったと思います。
この審尋が終わった後、自己破産の開始が決定された旨の通知が届き、次の審尋日が指定されました。
私の場合は2ヶ月後で、この審尋によって借金の免除が許可されるかどうかが決定するそうです。

2回目の審尋(免責審尋)はあっけなく終わった

2か月後、免責審尋に訪れた私は、担当者の方に「法廷」と書かれた会議室のような部屋に通され、身分証明の為の書類を作成させられました。
そうこうしているうちに時間が来て、40代くらいの女性裁判官が入廷し、審問が始まりました。
名前を呼ばれて指定の席に着き、先ほどかいた書類の内容が正しいものかを確認され、続いて「何か伝えておきたい事はありますか?」と聞かれ、私は「特には」と答え終了。
最後に裁判官は「自己破産の免責を決定します。破産人は今後、お子様の為、そして自分の為に家族の皆と協力し、健全な日々を送れるよう従事して下さい。以上、免責審尋を終了致します。」と言い残し、サッと退廷していきました。

免責が許可された後について

免責審問から3ヶ月後、裁判所が正式に免責を確定し、私の自己破産手続きが終わりました。
印紙代などの予納金で出費はありましたが、その額は2万円ほどです。
半年以上かけて自力で進めた自己破産、本当に大変でしたが、今は借金から解放され生活もかなり安定しています。
自己破産してしまったので、今後しばらくはローンを組む事はできないらしく、子供たちの学費などを払っていけるかが今は不安ですが、自己破産してしまった事自体に後悔はしていません。

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