30代でミュージシャンの夢に失敗|残ったのは300万の借金

【体験者のプロフィール】

  • 性別:男性
  • 職業:フリーター
  • 年齢:30代
  • 借金:300万
  • 対応方法:任意整理

ミュージシャンになる夢を追い続けた

僕は小学生の頃にテレビでとあるバンドを見て、とても強い衝撃を受けたので、将来はプロのミュージシャンになりたいと思いました。

中学生になっても、高校生になっても、夢がしぼむことはなく、むしろますます自分の未来はとても明るく、自分はトップミュージシャンになることができると信じて疑いませんでした。

そんな僕に対して周りの大人はちゃんと将来について考えるべきだと忠告してくれたのですが、そのような周りの意見を僕は無視してしまったのです。今考えると、あの頃の大人が言ってくれたことにもう少し耳を傾けていればよかったと後悔しています。

このように僕はミュージシャンになるという確固たる夢を抱えていたため、高校を卒業してからすぐに上京しました。バンドを組んで、小さいライブハウスでパフォーマンスを続けて、売れることを目指す苦しい生活が始まったのです。今から考えても計画性がなくて、とても世の中を舐めていたため、失敗したのは当然だったと思います。

バンド活動のために借金をした

バンド活動を続けていくためには、さまざまな費用がかかってしまうため、生活を切り詰めて、バイトにも精を出して、なんとかお金を捻出しながら活動していました。しかし、バイトをするにも限界があり、バンドを続けていくうえで突発的な出費が発生することもあったため、そんなときには後先考えずに借金をしてしまいました。毎月の返済額が少額だったため、これなら無理なく返すことができると思ってしまい、利息というものがあることもまったく意識せず、簡単に借金をしていたのです。

このような生活を10年ほど続けていたのですが、さすがに20代の後半になると、音楽の世界はそんなに甘いものではないと気づくようになり、それでも、夢を捨てきれずにあがき続けました。あの時点ならば、まだギリギリ堅実な生活に戻るチャンスがあったと思います。

夢をあきらめて残ったのは借金

そんなこんなでとうとう30歳を迎えてしまい、バンドのメンバーと話し合った結果、やっとのことで夢を諦める決心をつけることができました。それまでの活動ではさまざまな経験ができて、辛いこともあったのですが、良い思い出もたくさんありました。しかし、現実は厳しいもので、最終的に僕に残ったのは大きな借金だけでした。

バンドをやめた時点でかなりの借金を抱えていて、毎月、返済に追われる日々が始まったのです。これまで何の職歴もなく学歴もない僕がすぐに正社員で高収入を得られるわけもなく、とりあえずはバイトを始めて生計を立てることになりました。

東京は家賃が高くて、生活をしていくうえでさまざまな出費があり、さらに借金の返済をする必要があり、生活は破綻寸前の状態でした。返済が苦しくなってしまい、別のところから借金をするということもありました。このような生活を続けていて、借金を減らすことができるはずはありません。

最終的には、りそなカードで300万もの借金を抱えることになり、返済の期日が近づいているにも関わらず、返済にあてるお金を用意することができなくて、途方に暮れてしまいました。

振り返ってみると僕は昔から計画性が微塵もありませんでした。その場のノリや勢いだけで行動することが多く、事前にしっかりと計画を立てて行動するということがなかったのです。だからこそ、無謀なバンド活動を10年以上も続けてしまい、借金に苦しむ状況に陥ったのです。しかし、今更ながら後悔しても意味はなく、現実の問題を解決しなければいけないと気が重くなりました。

借金を返せるような高収入の仕事はすぐ見つかるはずもなく…

300万もの借金を抱えてしまい、このままでは大変なことになってしまうと自覚したため、さすがに僕もまずいと思って、どうやってこの状況を解決できるのか考えてみました。

たとえば、誰かから借金をしてお金を返すという方法を検討したのですが、それは却下しました。友達とお金の貸し借りをするのは、友情が壊れてしまうのではないかと思い怖かったからです。また、家族からお金を借りるにしても、両親はすでに年金生活を始めていて、自分たちの生活で一杯一杯であり、とても息子にお金を援助できるような状態ではなかったのです。

それでは、もっと高年収の仕事に就くことができないかと考えたのですが、世の中は不景気であり、何のスキルも学歴もない僕がすぐに高年収を稼ぐことができるほど甘くはありませんでした。結局、今のフリーターとしての生活を続けながら、多くの借金を返済する必要があり、そんなことは不可能なんじゃないかと諦めかけていました。

司法書士事務所を頼ることにした

そんなときに、たまたまネットで司法書士事務所の広告が目に入って、そこには任意整理によって借金問題を解決できると書かれていました。「これしかない!」と思った僕は、すぐにその広告を詳しく調べてみて、借金を整理する方法の1つとして任意整理という方法があるという事を知りました。この方法によってひょっとしたら借金返済がかなり楽になるかもしれないと、希望が溢れるのを感じました。

しかし、これまでに司法書士に何かを依頼した経験はなく、そもそも司法書士というのがどういった存在なのかもよくわかっていませんでした。こんな状態の僕が、果たして司法書士に相談をしてもいいものか不安になったのです。仮に司法書士に依頼をできたとしても、お金を用意することができないのだから、料金を払うこともできないんだし、相談しても意味がないのではないかと躊躇しかけたときもありました。しかし、ほかに頼るものもないため、最終的にはダメ元の気持ちで司法書士事務所を訪れました。

借金に関する質問を受けた

普通のビルのなかに入っている司法書士事務所では、受付の人がとても丁寧に案内してくれて、僕を担当することになる司法書士の人と対面しました。こちらの方はとても優しくて穏やかな男性で、安心した気持ちになったのを覚えています。

まずは借金に関する質問をたくさんされました。どこからどのくらいのお金をどの程度の期間借りているのかについて、細かく聞かれたため、事前に借金問題を整理していたこともあり、スムーズに受け答えをすることができました。借金の取引履歴を確かめられる書類も用意していたため、そちらも提出してチェックしてもらいました。

任意整理を勧められた

ひょっとしたら自己破産するしかないと言われるかもしれないと僕は半分諦めの気持ちを抱いていたのですが、そのときに司法書士の人が言ってくれた言葉は意外なものでした。「任意整理をすれば、なんとか返していけると思います」とおっしゃってくれたのです。

そこで、その時点でもよく理解していなかった任意整理という手続きについて詳しく聞いてみることにしました。すると、任意整理をすることによって、借金を減額できる可能性があり、月々の返済額を減らせるケースもあると教えてもらいました。僕の場合は、かなり借金の負担を軽くできるかもしれないとのことだったため、大きな希望を持つことができました。

ずっと懸念していた料金のことについては、すべての手続きを終えてから分割払いによって支払うことができるとのことだったため、とても安心しました。そして、実際に司法書士と契約をすることになり、任意整理を任せることになりました。

そのあとは基本的に司法書士の人がすべての手続きを担当してくれたため、僕はただ定期的に報告を受けるだけで済みました。まず、司法書士の人が債権者に対して手続きを取ったことによって、催促が止まりました。もうずっと毎月のように業者から催促される生活を続けていたため、催促がストップしただけでも嬉しかったです。これまでのストレスから解放されて、久しぶりに清々しい気持ちになったのを今でもよく覚えています。

司法書士の人は上手く債権者であるりそなカードの方と交渉を進めてくれて、僕が直接債権者と会うということもなく、最終的には和解が成立しました。その結果として、利息をカットすることに成功して、毎月の返済額はそれまでの半分以下になったため助かりました。そのため、とても生活が楽になり、無理なく借金を返済できるようになったため、今後は確実に完済を目指すことができ、希望を持てるようになりました。

任意整理をして本当に良かったです

任意整理を受けてから僕の生活は一変しました。りそなカードからの借金を問題なく返せるようになり、長年勤めていたバイト先ではとうとう正社員として登用されることになりました。恋人を作ることもでき、同棲しようかという話になっています。プライベートで余裕が出てきたため、今度は趣味としてバンドを始めることも計画しています。

任意整理を受けたことによって、すべてが良い方向に転がっていくようになりました。今後は計画性を持って生きていきたいと考えています。お世話になった司法書士の人には、あらためて事務所までお礼をするために伺って、しっかりと感謝の言葉を伝えました。

もし借金問題で困っている人がいるならば、ぜひとも司法書士に相談することをおすすめします。どのような人に対しても親身になって対応してくれて、借金問題を解決するための提案をしてくれるからです。とても信頼できる存在だと実感しました。

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