親の痴ほう介護とFXで借金450万|借金一本化のメリット・デメリット

45歳になれば家庭を持っている場合は生活費、子どもの教育費、家を購入する際の出費など、お金を使う機会は多いでしょう。
家計をやりくりする中、突発的な病気や立て続けに冠婚葬祭が重なった場合などで想定外の出費があった場合に、借金に頼らざる得ない場合もあるかもしれません。

ただ、複数の金融業者から借金してしまうと、どの会社にどれだけの借入をしているのか分からなくなり「知らない間に利息が増えて借金の金額が増えている」といった事になりがちです。
そういった対策のため、複数の借入先の借金を一社にまとめ、その会社へのみ返済することができるようにすることができます。
これを一般的に借金の一本化といいます。
一本化することにより返済計画を立てやすくなり、無駄な利息を減らすことができます。

どうすれば複数の借金を一本化することができるのか紹介していきます。

順風満帆だったが、父の痴ほう症介護とFXの損失で450万の借金

Bさんは45歳の中小企業で働いているサラリーマンでした。
家族は妻と小学生と中学生の子供2人。
小学生の男の子はサッカー教室に通い、中学生の女の子は来年受験。
習い事や塾の費用、来年の長女の高校の費用など出費が重なりますが、妻が家計をうまくやりくりしてくれていることもあり、家族4人で平和に暮らしていました。
そしてBさんはFXをしており、さほど多くはないもののちょっとした利益もありました。
こういったことから気持ち的にも少し余裕のある生活をしていました。

遠方にBさんの父親が一人暮らししていましたが、よく友人達と山登りなどをする快活で健康的な人で「一人のほうが気楽で好きな事ができる」と同居の話は一切ありませんでした。
このためBさん家族4人の出費以外は想定せずに家計をまわしており、今後の出費も家族分のみと考えて貯金などをしていました。

父の介護で生活が一変

しかしある日父親が自宅で転倒し、骨折してほぼ寝たきりになったことで痴ほう症を発症し、家族の生活が一変しました。
常にだれかの介護が必要になり同居を開始。

同居を始めたものの、Bさんは朝早く夜は深夜に帰宅する毎日で、妻もパートや家事に追われ疲労困憊であったためにデイサービスや介護ヘルパーを頼むことに。
しかし、ヘルパーやデイサービス、介護や父親の通院にかかる費用が大きくのしかかり、家計を圧迫し始めました。
そんな折、FXでの投資の予測が大外れして一晩で200万円の損失が。

大幅に狂ってしまった家族計画。なによりも生活がままならない状態となったため、消費者金融のカードローン4社に借金をして、足りない費用を埋め合わせようとしました。
子どもの習い事をやむなく辞めさせたり、仕事終わりの深夜や週末にアルバイトをするなどして生活してきましたが、父親が亡くなったため介護の必要はなくなりました。
しかし、借金は全部で450万円ほどあり、このまま4社に返済をするのはとてもきつく精神的な負担になっていました。
そのため、カードローンの返済を一本化して借金の負担を和らげたいと思ったようです。

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借金を一本化するメリットとは

借金を一本化する方法を知ることも大事ですが、その前に複数の借入を一本化するにはいくつかのメリットがあるので、その点を先に紹介していきます。

メリット1 金利が安くなる

複数の借入先を一本化する1つ目のメリットは金利が安くなることです。
銀行から融資を受け入れる場合であれば低金利で利用することができます。
銀行ではなくても今利用している業者よりも低い金利で利用することができれ、返済金額のトータルは少なくすることもできます。
借金を一本化するのは金利を下げて無駄な金利で借金が膨らんでいくのを防ぐためなので、一本化することは借金の返済額を結果的に少なくすることことにつながります。

メリット2 返済期日を1つにまとめられる

2つ目のメリットは複数の返済期日に追われなくて済むことです。
複数の金融機関からお金を借りているなら、毎月複数の返済期日があるということなので、借金に返済が大きな負担になるはずです。
4社からお金を借りているなら、単純に1ヶ月に4回返済をしなくてはならず、返済計画を立てにくく返済が追いつかないことも生じます。
しかし、借金を一本化すれば返済日は月1回で良くなるので、複数の会社よりも断然返済の計画がしやすく、準備も簡単になります。

メリット3 返済額を少なくできる

3つ目は毎月の返済額を少なくできます。
乗り換えでローンをまとめると今までよりも毎月の支払額が少なくて済みます。
ローンの一本化は相談をしながら返済期間を決めることができるためです。
期間は最大10年間に設定されており、期間内で自分に合った返済プランを決めて完済を目指していくことができます。
今までの毎月の返済額を減らすことができるので、ローンは複数持っているよりは1つに絞った方が負担を大きく減らすことができます。

一本化すれば、借金への無駄な金利を払わなくて良く、計画的に返していきやすくなります。

 

借金を一本化するには審査を通過することが大事

借金を一本化するのであれば、複数のローンを一本にまとめるための審査に通過する必要があります。
「ローンをまとめるにも審査が必要なの?」と思われるかもしれませんが、ローンをまとめれば返済する金額も大きくなるので、返済することができるのかどうかを判断するために審査を受けます。
審査を受けるにはいくつかの判断基準があります。
その基準を把握しておけばローンを一本化しやすくなります。

返済を行う意思があるかどうか

審査の基準には計画的に返済を行う意思があるかを見られます。
ローンを一本化にまとめるのは「お金を返済するんだ」という意思がありながら、「金利や返済日に追われてお金を返すことができない」という悩みを持っているためです。
ただ、一本化した際は借金の総額をまとめるため借金の金額が大きくなります。
そのため、長期的にローンを返済していく必要があります。
そのため、まずは返済意思をしっかり見せることが大事です。
Bさんは返済していたので、この点は大丈夫です。

長期的に安定した収入があるかどうか

また、「長期的に安定した収入を得ることができること」という点も審査の対象になります。
ローンの支払いは長期間なので、サラリーマンの仕事は返済が終わるまでは辞めないように働く必要があります。
もし、仕事に就いていなかったり仕事の収入が不安定であれば審査のときに「返済を完済するのは難しいのでは?」と疑われてしまい、一本化の審査が通らないこともあります。
そのため、「借金をしたので働く気が無くなった」として仕事を辞めてしまうことはしないようにすべきです。
Bさんは仕事があったので、問題ありません。
サラリーマンで年収が300万円〜400万円ほどあるなら、ローンの一本化も通りやすいはずなので、ローンを返済するために安定した仕事に就いていることも大事になります。

繰り上げ返済ができる意思を示す

また、「繰り上げ返済ができる意思を示しておく」ことも大事になります。
ローンは借入残高によって利息が付いていき、一本化しても金利が安くなるだけで利息は付きます。
返済していかなければ利息によって返済金額は増えていくので、返済を早く終わらせる意思を表示するために、ボーナスなどが出れば繰り上げ返済をするなどして返済を積極的に終わらせる意思があることを示すこともできます。
Bさんはボーナスも出ていたので、繰り上げ返済ができることも意思表示しました。
できれば、ボーナスの金額も分かってもらえれば繰り上げ返済で、どれくらいの期間で借金を減らすことができるのかさらに理解してもらうことができます。

一本化の審査に通りやすくするには

ローンの審査には判断基準があるとはいえ、その判断基準でも審査に必ず通るという保証はありません。
そのため、一本化の審査に通過しやすくするためのポイントを押さえておくことができます。

借入金額を少なくして申し込む

まずは、借入の金額を少なくしてから申し込むことです。
お金を借りている機関や借金の総額が大きいなら、いくら安定した仕事に就いているからといってローンを組むのは難しくなることがあります。
特に借入件数が多く、他社の借入が4社を超えているなら借入が多いのでローンを一本化するのは難しいこともあります。
そのため、4つの会社から借金しているなら、まずは少ない金額で借入を行なっている機関から返済していくことができます。

少額の借金なら計画的に行えば他よりも直ぐに返済していくことができるはずなので、まずは返せる借金を返して借入先を減らすようにできます。
1つの返済が終われば気持ち的にも楽になります。
返済の意思があることを証明もできるので、その時点で審査を受けると3つの機関の借入を一本にまとめることができるはずです。
Bさんは1社の借入を返済してから、審査を受けました。

しかし、機関から借金をしていて、延滞をしてしまうと信用情報に問題が出でしまうことになります。
信用情報に問題が出てしまったときは、その記録が信用情報機関から消えてから申し込みをするのが良いでしょう。
信用情報は審査の際に調査されることがあり、問題が見つかれば返済能力を疑問視されてしまうので、信用に傷があるなら期間を設けてから審査してもらうのが受かりやすくなります。
Bさんは信用情報に問題なかったので、この点は大丈夫でした。

信用情報の度合いによっては傷が付いても一本化は可能ですが、ブラックリストに載っているような状態なら、元々一本化するのは厳しくなります。

一本化の審査の時間とは

借入を一本化させたいと思うはずですが、それには、一本化の審査の時間も重要になってきます。
審査の時間が長くなれば、返済日が迫ってきたときにお金を返済する準備が必要になり、複数あれば、返済の準備がそれだけ必要になるので、返済を工面するのに必死になります。
一本化の審査が出るまでの時間はそれぞれの機関の特徴があるので違います。
消費者金融であれば日数がかからずに直ぐに審査結果が出ることが多いですが、銀行の場合は審査に1週間以上かかることがあります。
早く審査が終わるのは消費者金融ですが、金利が安いなど返済への負担が小さくなるのは銀行になります。
Bさんは銀行で借金の一本化を申請し、審査は10日ほどで合格の通知が来て無事に一本化させることに成功しました。

まとめ

Bさんは介護から4社から借金がありましたが、借金を一本にまとめて借金を完済できました。
借金を効率よく返済するには借金の一本化も大事になるので、ぜひ検討してください。

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