シングルマザーの借金の返済方法|母子家庭でどう対処するべきか

シングルマザーで子供3人を育てながら、借金の返済をしている方も実際にいるでしょう。
そのような方でも借金の返済はできるのか、そして借金の減額ができるとすれば、どのような制度があるのかを詳しく紹介していきます。
シングルマザーの方で、日々の生活費で困っている方、これからどう子供を育てていけばいいのか分からなくて不安という方にとっては、非常に重要な話と言えるでしょう。

母子家庭には厳しい日本の社会

母子家庭では、大抵の場合母親一人分の収入で生活費と教育費を賄っていかなければなりません。
現在の日本社会において、残念ながら多くの場合は女性のほうが男性よりも収入が低いといった現状があります。
尚且つ乳幼児などを育てている場合は、保育園や保育所などの託児施設に預けて勤務することになり、子どもの突発的な病気などで、急に早退や欠勤をしなければいけないことがあります。
こういうことから、なかなか男性や母子家庭ではない女性のように収入が増えるということは難しく、正社員での勤務自体が難しいのが現実です。
結果的に安い賃金のパートなどで生活を支えなければならなくなるケースが多くあります。
そんな中で借金の返済も重なると、負担はさらに大きいものとなります。

収入の半分を返済に充てなければならなくなるケース

シングルマザーでお金に困り街の消費者金融を利用したとします。
教育ローンや銀行ローンなどを合わせて300万円の借金があるという事例の場合、月々の返済金額は10.1万円になります。
これは収入の半分以上を借金返済に充てなければいけないということになります。
この場合生活するので精一杯になり、子供の教育費もままならない状況と言えるでしょう。
このようなケースでは、どのような形で借金を返済していけばいいのでしょうか。

解決方法はズバリ「債務整理」

ここまでネガティブなことばかり紹介してきましたが、大丈夫です。安心してください。
債務整理をすることで、借金を整理して苦しい生活から抜け出すことができます。

シングルマザーの場合は債務整理の手続きをすることで、毎月の返済額を減らして無理のない完済を目指すことが可能です。

保証人?!裏切られて借金400万円…任意整理で返済できた話

債務整理の種類

債務整理には3つの方法があります。
任意整理、個人再生、自己破産の3つです。

任意整理 他の手続きに比べ手続きに費用と時間がかからない
個人再生 住宅ローンが残っていても、住宅を売らなくて済む
自己破産 借金がすべて免除される

債務整理のメリット

債務整理をすることで、以下のようなメリットがあります。

  1. 業者からの催促がなくなる
  2. 返済期間を延長できる
  3. 落ち着いて返済計画を立てられる
  4. 子どもに影響を与えない
  5. 周囲に債務整理したことがバレることはほとんどない
  6. 手続き後も扶助を受けられる

子どもを持つ親としては、子どもに影響を与えない・手続き後も扶助を受けられる・周囲にばれないといったことは、大切なことだと思います。

「自己破産」はリスクが大きい

債務整理の中には、「自己破産」を行うという方法があります。
これは借金を全額返済しなくても良いという制度になり、裁判所を通した正式な手続きになります。
全額返済しなくても良いのなら、自己破産が一番良いのではないかと思う方もいるかもしれません。
しかし母子家庭の場合は、子どもの生活や環境も考えると自己破産はリスクが大きいと言えます。
自己破産をして申請が通れば借金返済の義務はなくなりますが、国が発行する官報という新聞のようなものに名前が載ることになります。
すると近所の人やネットで検索した人にバレてしまうリスクも伴います。

年頃の子供がいれば、そのようなプライベートな件についても心配になるでしょう。

継続的な収入のあるシングルマザーは「任意整理」

継続的な収入がある母子家庭で借金返済に悩んでいる場合は、「任意整理」という方法をお勧めします。
理由の一つに他の手続きに比べ手続きに費用と時間がかからないということが挙げられます。

任意整理であれば、裁判所を通さなくても弁護士とお金を貸してくれた賃金業者との和解交渉だけで済みますので、裁判所を通すような面倒な手続きも必要ありません。

ただし任意整理は借金の返済が全てなくなる、ということではありません。
しかし手続きにかかる負担を抑えるという点では、非常にメリットは大きいと言えます。
任意整理をすることで、将来かかってくる利息についても免除してもらい、毎月の返済額を減額してもらうことができるのです。

母子家庭の方でも勇気を出して専門家に相談し、適切な対策を行うことで生活がグッと楽になることもあります。
迷っている方は、自己破産をせずに減額してもらえる「任意整理」を検討してみるといいでしょう。

母子父子寡婦福祉資金貸付金での借金返済

シングルマザーの場合「母子父子寡婦福祉資金貸付金」での借金の返済を考えている方もいるかもしれません。
次は母子父子寡婦福祉資金貸付金について紹介します。

母子父子寡婦福祉資金貸付金とは?

母子父子寡婦福祉資金貸付金とは、母子家庭や父子家庭のひとり親家庭の方が、就労や子どもの就学などでお金が必要になったときに貸付を受けられる制度です。

返済時の貸付利率 無利子
償還期限 3年間から20年間まで ※1
連帯保証人 連帯保証人がなくても貸付を認められている ※2

※1 資金の種類による
※2 有利子貸付(1.5%)
※詳細はお住まいの地域によって異なる場合があるため、自治体にお問い合わせください。

自治体から低金利で借りることができるため、通常の消費者金融から借りるよりも負担を少なくすることができます。
ただしあくまでも借金であることに変わりはないため、債務整理をして借金を減らした方が良いと言えます。

母子家庭の方はまずは相談をすること

母子家庭の方は家計が苦しくても誰にも相談せず、苦しい状況の中で頑張っている方が大勢います。
勇気を出して専門家に相談することで借金の利息分を減らし、月々の返済額を大幅に減らすことに成功した方もいるのです。
もし借金で悩んでいるのであれば、行政や法律の専門家に相談してみましょう。
母子家庭は収入が少なく、債務整理の手続き自体ができないと思っている方もたくさんいるようです。

しかしシングルマザーの方でも安定した収入があれば、手続きをすることは可能です。
特に子供がいる方の場合は、これからかかってくる教育費や、将来に備えてお金を準備しなければいけません。
そうなれば現在の借金をどうするべきか、真剣に考える必要があります。
現在ではこのような相談も増えていますので、どんなに頑張っても家計が回らないと困っている方、借金返済に苦しんでいる方は、実際に相談してみましょう。

母子家庭で借金の返済に苦しんでいる方、シングルマザーだから債務手続きができない、と不安に思っている方は勇気を出して専門家に相談してみましょう。
裁判所に出向かなくても手続きができる「任意整理」という制度もありますので、上手に利用をすることで子供にも苦労をさせずに済むでしょう。
まずは相談から始めてみましょう。

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