【実録】同棲して多重債務になった看護師。借金地獄から脱出した方法

【体験者プロフィール】

  • 性別 女性
  • 職業 元常勤看護師、現非常勤看護師
  • 年齢 30代
  • 居住地 大阪
  • 借金 380万円
  • 対応方法 任意整理

電車も通っていない田舎から大阪という都会に出てきた私は、19歳で初めてできた6歳年上の彼氏という存在に浮足だっていました。
看護学生時代の3年間は、彼が私の生活も面倒見てくれて、「(お金が)ある方が出したら良いんだよ」という言葉に優しさを感じていました。
しかし、それは私が正看護師の免許を取得した時から少しずつ変化していきました。

同棲と同時にギャンブルにはまり込んだ彼

私は社会人となり正式にお給料を毎月いただけるようになりました。少しでも一緒に居たいと思うようになり、同棲生活がスタートしたのです。
彼はバイトしていた場所から遠くなったのでバイトを辞めてきました。
そこから、彼は仕事を探してはいたのですがなかなか決まらず、パチンコやスロットで生活費を稼ぐようになりました。毎日がデータを集めにパチンコ店をはしごする日々。私も一緒に行くことが多くなり、どんどんはまり込んでいきます。

寂しさから私もギャンブルにのめり込んだ

私は「(お金が)ある方が出したら良いんだよ」という言葉から、毎月の生活費や住居費を出していました。
ギャンブルにのめりこむ彼は、私との生活が恋人から同居人に変化していっていたのだと思います。
私は恋人として見てもらえない寂しさから、一人でもパチンコ屋へ行くようになりました。

散財してクレジットカードを使いつぶした

1万円が3万円。3万円が5万円とパチンコにかける金額が大きくなり、クレジットカードのキャッシングに手を出してしまいました。そして、パチンコに飽きると、百貨店の化粧品売り場で大人買いしたのです。
更にエステ通い、綺麗になると洋服も買いたくなりマネキン買い。どんどん膨らむクレジットの支払いに何枚ものカードを使用し自転車操業でなんとか凌いでいました。

周囲は幸せな結婚をし、子供とマイホームという暮らしをしていました。気づけば私は26歳。
借金380万円を自転車操業しながら暮らしている自分は惨めで泣く日々でした。しかし、誰にも相談できずに鬱々した気持ちを抱えては、同じことを繰り返していました。

多重債務を辞める決断をした出来事

ある日、私が夜勤から帰宅すると着払いの荷物が届きました。
現金の手持ちがなく、仕方なく貯金箱の中から出そうと手に取ると、とても軽くなっており、底が缶切りで開けられていました。いつもお金は大丈夫と余裕を口にしていた彼の仕業でした。

その瞬間、私の中の彼への気持ちが恋愛感情でないことに気づいたのです。19歳から7年間の付き合いの中で、私たちはお互いを自堕落な方へ、楽な方へと逃げ続けていました。

同居の解消と別れ

このままでは私たちは幸せになれないと思い、距離を置くという形で同棲を解消しました。
そして借金の原因になった彼とは、その後、お別れすることになりました。

借金で生活を立て直せない

そして、私に残されたのは、380万円という多額の借金。このままでは、結婚もできない。でも、幸せになりたい!と思い、節約するのですがバラバラの支払い、自分に甘く、なかなかその生活から抜け出せない悲しみや苦しみにもがいて上手く生活の立て直すことが出来ませんでした。
そこでコマーシャルを見て悩んでいた専門家への相談をやってみようとネットで検索し、法律事務所へ向かうことにしました。

法律事務所で相談することに

初めて行く法律事務所。
私は悪いことをしているかのような罪悪感を持ちながら、でも本気で幸せを掴む自分になりたいという希望を持ちながら歩みを進めていました。
事務所の女性スタッフに対応して頂き、詳しい説明など聞いて債務整理の方法を聞きました。
聞いている最中に「大丈夫ですか?」と声をかけられたことで、少しずつ緊張も解けていきました。

任意整理に決めた理由

最後まで話を聞いた後、私は任意整理という債務整理の手段をとることにしました。任意整理に決めた理由は、家族や周囲の友人、職場などに知られず債務返済ができるという利点からでした。
自業自得とは言え家族や他人に、自分に借金があることや、債務整理をすることを知られたくはありませんでした。幸せそうに見える友人たちに、自分の借金まみれで化粧品もろくに買えない今の生活を、知られたくはありませんでした。知られることは惨めだと思っていたのです。

そういうこともあり、周囲に知られることなく手続きができる任意整理は、自分にとってこれしかないと思えるものでした。

毎月決められた額を振り込むように

すぐに着手手数料の相談やいつから始まるかの具体的な日付を聞き、契約が完了しました。

そこからは、毎月決められた額を計7社に振り込み、必ず必要な予定の金額を出してやりくりをしました。見て分かるように余裕があれば余分に振り込んで完済を目指しました。一つ一つ完済していくと自分への自信がついていくのがわかりました。

断捨離をして気持ちも軽く

洋服やメイク用品は山のように買い込んでいたため、手持ちのもので必要なものだけを残し、断捨離を始めました。
私についた頑固な汚れを一つ一つ丁寧に剥がしているような感覚になり、気持ちも少しずつ軽やかになるのを実感しました。
生活が整うと家計も自然と整ってきました。

本当に基本的な作業ですが、返済しなければいけないお金、人間関係を潤滑する交際費、食費などの生活費、光熱費、通信費と初めに分けて使うようにしました。私は細かく家計簿をつけると毎日、にらめっこする事がストレスになったためつけませんでした。

28歳、結婚という二文字が私の心に浮かび悩む日々

28歳になったある日、友人とお見合いパーティーに行くことになり、そこで素敵な男性に出会いお付き合いすることになりました。
順調にお付き合いが進むと、結婚の二文字が私の頭に浮かびました。まだまだ返済の途中…できれば、任意整理したなんて話したくない。
そんな複雑な気持ちでいっぱいでした。

あるデートの日、占いのおばあさんに「同棲なんてまどろっこしいことせずに、籍入れなさい!」と言われたことをきっかけに彼は、プロポーズしてくれました。借金を抱えて内緒にしている自分が、彼をだましているという罪悪感に押しつぶされそうになっていました…

借金があっても幸せになって良い

プロポーズの返事を待ってもらっている状態で悩みに悩んで、本当のことを伝えよう!と伝える決心を固め、彼の家に向かいました。
ソファで映画を見ているといつ話そうとグルグルして緊張から涙がにじんできました。それに驚いた彼は、理由をじっと最後まで聞いてくれました。

「なんだそんなこと。今、返済してるなら、いいじゃない。僕と幸せになろうと頑張ってくれてるんでしょう?責めることなんてないよ。」と私が思っていたよりもあっさりと受け入れてくれました。

すると、今までの返済よりも確実に貯金もしながら生活が潤っていきました。
借金があると我慢しないといけない、節約しないといけない、幸せを求めてはいけないとストイックになりすぎてしまいます。
でも、十分に頑張っていますよね。
自分にダメと烙印を押すことよりも、今ある状況でも幸せになって良い!と許可を出してあげることが大切だと気づきました。

まとめ

私は4年で完済することができました。その要因は以下の通りです。

・自分はどんな生活を送りたいと思っているのか気づくことができた。
・一人の力だけでは無理だと助けを求めることができた。
・確実に返済していく環境を整えることができた。
・幸せな結婚を送るためのパートナーの理解が得られた。
・自分に幸せになっても良いと許可を出すことができた。

この方法で完済した私は、今もあの時の経験を思い出すと苦いですが、経験して良かったと思えました。今の幸せな状況が本当にありがたいと感じることができ

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