単身赴任サラリーマンのキャバクラ借金地獄からの脱出

【体験者のプロフィール】

  • 性別:男
  • 職業:会社員
  • 年齢:35歳
  • 居住地:兵庫県
  • 借金:140万
  • 対応方法:債務整理

1. 借金地獄の始まり

キャバクラでの出会いと借金の始まり

私は都心の会社に務めていましたが、2年前に地方に転勤が決まり、子どもがまだ幼いことから妻子と離れて単身赴任を始めました。 久しぶりの一人暮らしに若いころを思い出し、その解放感から同僚とキャバクラに通い始めました。 単身赴任先での寂しさを埋めるため、キャバクラで知り合った女性に魅了され、お金を貢いでしまいました。
その結果、借金地獄に陥ることになってしまいました。

妻への隠し続けた苦悩と申し訳なさ

妻にはキャバクラの女の子に貢いで借金ができた、などとは口が裂けても言えず、解決できない苦悩に直面しました。
家族を裏切った自分に対する罪悪感が重くのしかかりました。

2. 絶望と孤独の日々

朝4時からの仕出しアルバイトと借金返済の日々

毎月の小遣いで返済ができるはずもなく、私は早朝のスーパーの仕出しのアルバイトを始めました。
夜遅く帰宅してから早朝のアルバイト。当然ですが睡眠時間が削られます。
返済するためにはやるしかないと睡眠不足の中頑張っていました。
しかし返済額は増える一方で、孤独な努力の中、心身ともに疲弊しました。

借金の返済が追いつかず、メンタルが病む日々

借金の返済が思うように進まず、次第に鬱病に陥ってしまいました。精神的な苦しみが日々の生活を圧倒し、何もかもが無意味に感じられました。

診断結果と鬱病との闘い

ある日私はどうしても朝起きることができず、アルバイトを休んでしまいました。
本業の仕事にも行くことができず、こちらも休んでしまったのです。何もする気が起きない。動くことができない…
このままではだめだと重いからだを引きずって病院に行き、診察の結果鬱病であることが明らかになりました。
これまでの過ちと苦しみが、鬱の深みに沈んでいくようでした。

3. 司法書士への切り札

返済の限界を感じた時の決断

返済の限界を感じたとき、電話で妻にすべてを話しました。泣きながら妻に謝罪したところ、妻は謝罪を受け入れて、「専門家に相談しよう」と言ってくれました。
その言葉で司法書士への相談を決断しました。最後の切り札として、一筋の希望を求めて歩み始めました。

司法書士との初めての相談

司法書士との初めての面談で、自分の状況を正直に打ち明けました。専門家のアドバイスと支援に、心が救われるような感覚に包まれました。
司法書士に債務整理を提案されたとき、やっと借金から解放される日がくるのだという希望で、体中からモヤモヤとした霧が晴れていくようでした。
迅速に手続きを進めることを決意しました。借金地獄からの脱出への道がこのとき開いたのを実感しました。

4. 債務整理と生活の変化

債務整理手続きの詳細

司法書士との協力のもと、債務整理手続きが進められました。具体的なプランが立てられ、借金問題への解決策が見えてきました。
債務整理後、返済額が軽減されたことで、心の安定が戻ってきました。
借金地獄からの解放感に包まれ、新たな生活への期待が高まりました。

家族との関係改善と新たな生活のスタート

債務整理の成功により、家族との関係も改善されました。妻は子どもを連れて私の住む土地に引っ越してきてくれました。
家族とともに、借金から解放された新たな生活が始まりました。
私はこのとき家族のぬくもりや、妻への気持ちを再確認し、大切にしたいと感じました。

5. 結論: 脱出と再生への道

司法書士との協力で借金地獄からの脱出

司法書士の協力により、借金地獄から脱出しました。
あのとき妻に打ち明けて司法書士に相談していなければ、もしかしたら借金で心を病んで仕事をクビになり、妻と離婚して家族と離れ離れになる人生を歩んでいたかもしれません。 以上が、私の個人的な体験談と、借金地獄からの脱出への道のりです。この体験が、同じような状況にある方々の一助となれば幸いです。

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