【実録】FXやビットコインで借金返済計画が現在も完済できない話

【体験者のプロフィール】

  • 性別 : 男性
  • 職業 : 会社員
  • 年齢 : 30代
  • 借金 : 600万
  • 対応方法 :返済中

始まりはギャンブル

私が借金を抱えることになった経緯は、学生時代の遊び感覚ではまってしまったギャンブルです。
お金に厳しい家庭で育った私は、高校生までお小遣いも少なく、アルバイトをして堅実にやりくりしていました。
親元を離れ大学に進学してからも、高い学費を出してくれた親への感謝の気持ちを常に持ちしばらくは堅実に生活していました。

生活にも少しずづ慣れ始め、色々な友達ができて遊びの種類も覚えていきました。
その中で友達の誘いで時々パチンコに行き始めました。
最初は付き合い程度で、面白さよりは「堅実で付き合いの悪いヤツ」というレッテルを張られたくなかったので、舐められたくないという気持ちで仲間たちと通っていました。
ただ負けて生活費が減るのが嫌だったので、周りにバレないように最少額で投資してやり過ごしていました。

薄れるお金を使うことへの罪悪感

当初は罪悪感やアルバイト代を持っていかれる悔しさが相当ありましたがその気持ちも次第に薄れていきます。
アルバイトで頑張った日当と同額以上の金額を数分で稼げてしまう快感に、少しずつ感覚がくるっていきました。
次第に1人でも時間を見つけていくようになり、どんどんのめり込んでいきます。

生活費にも手を出した

アルバイトも軍資金を作るためだけにやっているようなもので、家賃などの使ってはいけないお金にも手を出してしまうようになりました。
幸い学生時代だったので借金はしませんでしたが、親に仕送りをしてもらって何とかなっていました。

社会人になって増える出費

卒業して社会人になると、仕事が忙しくパチンコ店に行く時間はなくなり、そこでパチンコ中心の生活から一時的に足を洗うことができました。ただ、1か月一生懸命働いても社会人1年目の給料はたかが知れていました。

対して、社会人になると付き合いも増え、周りに影響されて欲しいものは増えていきます。
スーツや靴、鞄、お洒落な洋服や、女性との飲食代、車などどんどん欲求は増え続けて給料だけでは足りなくなりました。
見栄を張って浪費が始まり、給料内では収まらなくなり、翌月まで我慢することができなくなっていきました。

クレジットカードのリボ払いを始めた

その浪費を賄うためにクレジットカードを作成し、怖さも知らずに軽い気持ちでリボ払いをはじめました。
これによって拍車がかかったように浪費を続け、気づいたときには限度額まで達していました。

カードが使えなくなり、支払いも増えたことで生活水準の見直しが必要な状況になりました。
ただそこでも我慢ができず、新たにカードを作って浪費と返済に充てるようになりました。当然借金が膨らんでいきます。

再びパチンコに通うように

借金を返すために何かしなければとは思っていましたが、友達や先輩との付き合いも切れない。
行かないと決めていたパチンコ店にも足を運ぶようになります。
一度お金を入れてしまえば負けたくない気持ちが強くなり、取り返すためにムキになり、とんでもない金額を投資してしまうことも多々ありました。

稼ぐためのFX投資やビットコインが…

やがてパチンコでは取り返せないような金額になり、どうにかしなければとお金を稼ぐための情報を探し始めました。
その中で本やネットの浅い認識と高額稼げるという甘い誘惑でFX投資をはじめました。
調子のよいときはコツコツと数千円ずつ増やすことができますが1度の失敗でそれまでの利益が一瞬で吹き飛ぶ負けを繰り返し、返済どころかさらに膨らんでいきました。
その他にもバイナリーオプションやビットコインなどの投資にも手を出しましたが、のめり込んで熱くなってしまう性格上、結果は全て大敗でした。

20代から10年以上続く借金生活

私の借金生活は社会人1年目から始まり、30代後半の現在も返済を続けています。
借金の総額は600万円ほどにまで膨れ上がり、月の返済額は10万円以上にもなっています。
家賃と生活費を抜いたほぼ全てが返済に消えていきます。
節約して出費を減らして返済重視の生活スタイルに変えていますが、減っていくのは各社月に数千円ずつで、全てを終わらせるには20年以上は間違いなく時間がかかります。

出費を減らし節約する日々

今はとにかく日々の出費を減らし、1円でも多くの返済金額を捻出することだけを考えて生活を続けています。
少しでも名前のあるブランドの服などはすべてオークションやリサイクルショップで売り捌き、そのリサイクルショップで最低限の服や家電などを揃え、安いスーパーで食料品を調達する。
会社の給料だけでは終わりが見えないので、副業でアルバイトなどをしているので睡眠時間は毎日4時間ほどの生活です。
現在はギャンブルと投資はキッパリとやめることができているのが唯一の希望です。

友人たちは家を買ったりしているのに…

借金をすると、とにかく慢性的にお金がないという気持ちでメンタルが参ります。
最初は我慢ができずに借金をしていましたが、今は我慢しかできません。
欲しいものは買えず。
同じようにギャンブルにはまっていた友人に会えば立派な車に乗っていたり、結婚して家庭を持ち、マンションや一軒家を購入しています。
いつの間にか置いて行かれ、車は10年前から乗り続けている10万キロ越えの軽自動車で、家は狭いアパートのまま。

我慢しかない生活

日々返済のことで頭がいっぱいになる生活をもう10年以上続けていますが、若い頃の思い出の大半がお金がなく苦しかった思い出に埋め尽くされ、欲しいものも買えず、服や持ち物も毎日同じ、ボロボロの車。
飲みや外食のお金もなかなか作れないので交友関係も徐々に狭まり昔の友人ともどんどん会い辛くなり疎遠になっていきました。
お金だけでなく時間も友人も失いました。

返済に向けて

借金の原因には育った環境や周りの人間関係の影響も少なからずあると思います。
ですが結果的には自分自身のお金に対する甘さが全ての原因でした。
今思うと本当に後悔しかありません。
過去十数年とこれから先十数年の間お金のない生活を続けていかなければいけません。
全て完済し終わった頃には人生の楽しい時期は終わり、老後のことも視野に入れなければいけない年齢になっていると思います。
借金に振り回される人生を何とかして1日でも早く終わらせるために、今日も睡眠時間を削って働いていきます。

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